【わかるようでわからない】リーダーとマネジメントには違いがある!

リーダーとマネジメントの違いサムネイル ビジネス

こんにちは!

おしょう(@oshou2023)です。  

転職や就職活動を通し、日本社会で働く中で多くのリーダーと呼ばれる方に出会い、この記事をご覧の方もリーダーやマネジメントの役割を担う機会があると思います。一報、いきなり言われても何をすればよいのか、かつ似たような言葉でもあり、具体的な定義や意味を教わることも少ないのではと思います。

結論からすると、リーダーとマネジメントの違いは

「リーダー/組織において方向性を示す」「マネジメント/方向性を実現するためのアクション」

になります。

今記事では、リーダーシップとマネジメント違いや、それぞれの求められる内容や役割まで詳しくご紹介します。

おしょう
おしょう

会社や組織に好影響を与える、優秀なリーダーを目指してください!

この記事からわかること
  • リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとマネジメントの違い

【リーダーシップ】組織において方向性を示す

【リーダーシップ】とは、組織を適切に統率し、目標達成に導くために必要な能力やスキルのことを指します。優れたリーダーはビジョンや目標を示し、人々を鼓舞し、その目標を達成するために必要な方向性や戦略を考えています。その資質になる要素を5つ見ていきましょう。

圧倒的なビジョン

ビジネスで成功する上で必須の目線であり、従業員やパートナーへ明確な方向性を示すことで仕事にやりがいや目的感を与えることができます。また、ビジョンは組織の方向性を示す事に加え、各事業部における戦略の策定や意思決定にも役立ちます。より広義で踏まえると、企業のビジョンは経営陣が策定することが一般的ですが、その内容が経営者の一存にならないよう社員やステークホルダーからのフィードバックを取り入れることでより再現性の高いものとなります。

俯瞰した目線でのチームビルディング力

組織をけん引するに際、各チーム内でベクトルがずれないよう共通目標が必須ですよね。その目標に向けた具体的なプロセスを確立し、チーム内のタスク進行状況を把握し、課題がある際にどう解決出来るかのアプローチを共有することが出来ます。また、リーダーは、自分自身の事だけを考えず、チーム全体を成長させ、チーム構成員を選択する際には個人の強みや弱みを考慮し、チーム内でのコミュニケーションや信頼関係の構築、協力関係の強化などバランスの取れたチームを構築できます。

周りを包み込むコミュ力

コミュ力に関しては普段からの意識と行動次第で誰にも身に付けられます。コミュニケーションに必要な要素は、相手の話を注意深く聴く+聴く力、明確で適切な言葉遣い、相手の意見や気持ちに寄り添い理解する能力、そして相手からのフィードバック真摯な気持ちで受け取り、自分からフィードバックを与えることがその一歩になります。

モチベーションを引き出す力

組織にもいろんな人がいますが、モチベーションを引き出す方法としては、明確な目標設定、仕事における成功体験の創出、的確な評価やフィードバックの提供、働く意義や価値の共有チームで働く上での気持ち良い雰囲気作り、話しやすい環境整備、前向きな思考の育成といったメンバーの意欲を引き出せるリーダー像を目指していきましょう。

責任感の強さ

 自分が引き受けた仕事や役割に誠実に取り組み、最後までやり遂げる意志や精神力を培えることを目指してみませんか?責任感が強い人は、与えられた仕事や義務を果たすことに誇りを感じ、信頼される人物として評価されることが多いです。また、自分自身が責任を持って行動し、自身のやりたい夢やビジョンを実現し、チーム員に成長を促す組織をまとめる力もあります。

おしょう
おしょう

繰り返しになりますが、リーダーシップとは「組織において方向性を示すこと」であり、上記アクションを意識していただけると自己成長に繋がります!

【マネジメント】方向性を実現するための仕事を実行すること

【マネジメント】は、組織の運営に必要な仕事を実行するために必要なスキルやプロセスを指します。人々を指導・管理し、効率的に業務を遂行するためのプロセスや戦略を考えることが重要です。その上での具体的なマネジメントには、計画策定、組織のシステム設計、予算管理、パフォーマンス管理などが含まれます。

短期的計画・予算立案

企業や団体が目標を達成するために必要な手段ですよね。例えば、数ヶ月から1年以内の短期的な計画を作る上では、物事のスケジュールを逆算し、計画を実現するために必要な資金であったりプロセルを練ったり、タイムマネジメントと呼ばれることもあります。

組織的な構造設計

組織図のような会社を構成する部署の組成から各チームにおける役割分担含め、マネジメントをする上では効果的に利益を上げ、投入リソースを最大限発揮する為には組織の構造設計が肝となります。営業においても企画や設計、マーケティング等更に細分化されており、その各々を連携させる設計が求められます。

人員配置

どんな組織でも必要な人数とスキルセットを持った人材を適切な業務に配属して効率的かつスムーズに業務出来る環境を整えたいですよね。マネジメントにおいては組織の人材戦略(会社として求める象の明確化)を立案し各所にいる人材の特徴を勘案し、それぞれの長所を最大限発揮できる場所へ適正に配置・育成・評価・採用することで組織のパフォーマンスを向上させることができます。

予実管理

計画・実績の記録や達成度の評価、問題点の特定、改善策の立案、アクションプランの実行などが予実管理ができることで業績改善にも繋がります。改善策には、目標や戦略に合致するものを選び、実行に移す際にはスケジュールや担当者を設定し、進捗状況を把握し必要に応じて調整することも大切です。また、継続的な予実管理によって、より効果的な業績改善を実現することができます。

問題解決

一言に「問題」といっても、会社も人で回っているので時には複雑になりがちです。ですので、まずは課題を正確に定義し、正確な情報を集めることが必須です。その後、解決策を考え、複数の解決策を比較検討した上で明瞭な解決策を策定し、綿密なスケジュール管理を踏まえ、進捗状況を確認する必要があります。最後に、解決策の評価を行い、プロセスを振り返り、今後の問題解決に役立てることが重要です。

おしょう
おしょう

マネジメントの本質である「組織の運営に必要な仕事を実行するために必要なスキルやプロセス」と習得出来ると周りとも一気に差ができますね!

いかがだったでしょうか?

これから異動や転職、新社会人の方は新しい環境にチャレンジされていくと思うのでこの投稿が何かのお役に立てば幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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